はじめに
当店では個人事業主や趣味で販売されている方向けにショップカードや名刺等の製作もさせていただいております。
勿論法人の方や公務員の方の名刺も作らせていただくこともありますがほぼ個人の方のものをお作りすることが多いです。
印刷した紙をレーザーカットするので100枚単位から数枚程度と数量もサイズも自由にご注文頂けます。
こちらが私の名刺ですがこのような感じで切り絵のような名刺もお作りできます。
数枚単位ですと紙袋やビニール袋に入れての納品ですがある程度まとまった枚数をお作りする場合は名刺用の紙を切って箱を作り、それに入れて納品していました。
オリジナルの紙箱も結構喜ばれたのですが木工製品を製作した時の端材が結構余っているので少し手間にはなりますが切り絵の入った少しランクの高い名刺を納品する時は木製の名刺入れで納品するようにしたいと思います。
こちらがイベント等で商品として販売している名刺入れですがこちらはサービスとして提供するには製作時間がかかってしまいます。もう少し強度と装飾を省いてシンプルにしたものを作っていこうと思います。
設計してみる
設計はこんな感じになります。コツとしては底面は名刺サイズより少し大きくすること（ぴったりだと最後の一枚の名刺が取り出しにくくなります。）蓋面は底面より少し余裕がある事。（こちらもぴったりだと開け閉めが大変です。空きすぎてもいけませんが軽くカタカタするぐらい余裕があったほうが良いです。）因みに少し大きくとか曖昧な書き方をしてますが材料の厚み精度や好みもあるので実際に製作して使いやすい遊びを見つける感じで作ってます。後パーツの組み合わせに関してはパーツの凸部分より挿し込み穴が若干小さく作ってあります。組み立てに少し力入りますが接着剤無しで組み立てできます。こちらも木材の強度や厚みの精度によってどのくらいが適切かと言うのが違ってきますのでその辺りも良い感じの組み合わせを見つけ出しておくと良いです。
いざ組み立て！
このような感じに実際に端材をレーザーカットしてパーツを作ります。ご注文の名刺の枚数やサイズによってパーツの形は変わります。
かみ合わせを調整すれば接着剤無しで組み立てできます。ただ端材を使う都合上厚みが若干違うので厚み方向のかみ合わせは広めにとってあります。
完成！
「お名刺入れ」と彫刻されていますがここには名刺のデザインをそのまま彫刻するのも良いかもしれません。
実はこの記事の前に2件ばかり納品の機会がございましたがいずれも大変喜んでいただけました。端材を使っているので材料費をかけずに喜んでいただけるサービスを提供できるのが良いですね。
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